『歓迎 ケネディ大使』
戦後のアメリカ大統領の中で最も人気があるケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディさんが、昨年の秋に駐日アメリカ大使に就任しました。このことを心から歓迎し喜んでいます。
外交経験がないことを心配する向きもありますが、アメリカのロイヤルファミリーの筆頭であるケネディ家、そのケネディ家を代表する歴史的人物ケネディ大統領の愛娘であるキャロライン・ケネディさんの駐日大使就任は、間違いなく日本とアメリカの友好の絆を深め、その意義は大きいと思います。
「国が諸君のために何をなすことができるかを問い給うな。諸君が国のために何をなすことができるかを問い給え。」これはケネディ大統領就任演説の有名な一節ですが、彼は続いて次のように呼びかけています。
「わが友である世界の市民諸君。アメリカが諸君のために何をしてくれるかではなく、我々が共に人類の自由のために何ができるかを問い給え。」と。
ケネディ大使の就任を機に、我ら日本国民がこの呼びかけに応え、人類の自由と世界の平和の基礎としての日米協調、日米同盟関係が、よりしっかりしたものになっていくことを願っています。
(合志栄一)