天地自然は、万物を生じ万物を育てて止むことがありません。
そのような天地自然の大きな営みの中に、私たち人間の世界も包摂されています。
従って、私たち人間世界も、その根底には天地自然の生かす力があるのではないでしょうか。
その力に則るとき、人は栄える。何時頃からか、そう思うようになりました。
では、その天地自然の生かす力に則るには、どうしたらいいのか。私は、三つの人生原則を心がけています。
その一は、身を、正しく持すること。
その二は、人生の方向が、天意に沿うこと。
その三は、為すべきを、為すこと。以上であります。
身を、正しく持するとは、形式的な正しさというより、人、もの、ことを生かす生き方をすることです。
天意に沿うというのは、世のため人のためになる建設的な方向であることと解しております。
為すべきを、為すは、やるべきことをキチンとやり、果たすべき務めを、しっかり果たすことであります。
私たちの人生も、春夏秋冬あり、晴れの日もあれば雨の日もある、時には嵐吹く日もありますが、この人生三原則を守っていけば、人生何が起こっても必ずよくなる。
最近、そう思っています。
人生は、無限向上の旅路。楽しみながら、今年もがんばりましょう。
(合志 栄一)