令和2年6月定例県議会【1.(3)医療従事者の宿泊場所の確保について】

1.新型コロナウイルス感染症対策について

(3)医療従事者の宿泊場所の確保について

感染症対応に係る医療従事者支援事業として、帰宅困難な医療従事者に対する入院医療機関の宿泊施設確保の取組みを支援する予算措置が、6120万円計上されていますのは、医療現場の実情に応えるものです。

また、私が訪ねた病院でのことですが、その病院で院内感染が発生してコロナ対応をしなければならなくなった時、家に帰れるかどうかを医師、看護師、事務スタッフ等全職員にアンケート調査をしたところ、7割は帰れるとの回答だったそうですが、3割は帰るのが困難との回答だったとのことでした。

こうしたことからも、コロナ対応に当たる医療従事者の宿舎確保は、しっかり対応すべき課題であることは明らかであります。

そこで、2点お尋ねいたします。

第1点は、新型コロナウィルス感染症対応で帰宅困難になった医療従事者に対する宿泊施設確保の支援の具体的内容についてです。

第2点は、新型コロナウィルスへの対応は、感染症患者を受け入れる医療機関だけではなく、院内感染が発生すれば、一般の病院や介護施設でも職員が当たることになります。その際、そうした病院や介護施設に対しても、宿舎確保の事業支援は同様に行われるべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。