1 公共交通政策について
(3) コミュニティ交通への支援について【部長答弁】
コミュニティ交通への支援についての3点のお尋ねにお答えします。
まず、コミュニティ交通への県の支援についてです。
地域住民の日常生活を支える身近な移動手段として、コミュニティ交通の導入は有効な取組であり、各市町において、その運行への支援が行われているところです。
県としては、国制度に準じ、市町が新たにコミュニティ交通の運行を開始する場合に、その運行経費の一部を支援しているところであり、今後とも、県内でコミュニティ交通の導入が一層進むよう、市町の取組を支援してまいります。
次に、タクシーに対するICカードの導入支援についてです。
タクシーにおけるICカードやQRコード等によるキャッシュレス決済の導入については、これまでも国による補助制度などにより進められているところです。
県としても、感染防止対策の観点から、タクシー事業者がキャッシュレス決済を導入する経費に対して支援を行ってきたところであり、こうした取組により、現在、県内タクシー車両の約8割がキャッシュレス決済に対応しています。
次に、既に運行しているコミュニティ交通に対する補助に関する国への要望についてです。
県では、全国知事会等を通じて、国に対し、コミュニティ交通への補助も含め、地域の生活交通を維持する取組に対する必要な財政支援を行うよう要望しているところであり、今後とも、補助対象の拡大等に向け、国への働きかけを行ってまいります。