令和元年11月定例県議会【令和の国づくりと県の役割】

「令和の国づくりと県の役割」

平成から令和への御代替わりが完了しました。10月22日の即位礼正殿(せいでん)の儀は、日本国民のみならず世界の多くの国々の祝福の中で執り行われ、天皇陛下は御即位を国内外に宣明されました。天皇の御位につかれるうえで不可欠の御一代一度の重儀とされる大嘗祭は、11月14日夕方から15日未明にかけて古式に則り恙なく御親祭されました。この重儀を経て皇位の継承は、名実ともに整い完結しました。誠にめでたく慶祝この上ない次第であります。

11月9日夜、皇居前広場で開催された御即位をお祝いする国民祭典も、翌日10日の御即位祝賀パレードも感動的で、ことに雅子皇后さまが涙されるご様子には、私も心打たれ暫し涙があふれ出るのを禁じえませんでした。

御代替わりという国家の一大重儀のときにおける政権が安倍政権で安定していたことは、我が国の幸いでした。かくて令和の時代は、幸先(さいさき)よく歩みを開始しました。これからは、この令和の時代が平和で将来に希望がもてる、そして恵みと喜びに満ちた時代になるよう、国民一人ひとりが、そのおかれたところにおいて力を尽くしていかなければなりません。そういう思いで、県議としての責務を力の限り果たしていくことを誓い、通告に従い一般質問を行います。