「3.山口発政策モデルの形成について」【部長答弁】
山口発政策モデルの形成についてのお尋ねにお答えします。
乳幼児の定期予防接種は、乳幼児の感染症の発症や重症化予防に加えて、社会全体への流行を防止する効果もあることから、県としましては、これまでも医師会等関係団体と協力しながら、接種の機会の確保に努めてきたところです。
こうした中、お示しのように、里帰り出産などで住所地のかかりつけ医療機関での接種ができない場合には、各市町村は、里帰り先の医療機関と委託契約を結ぶ方法か償還払いによる方法により対応することとなっています。
また、予防接種に係る事務手続きや標準的な料金設定なども、医師会等関係機関とそれぞれ調整されていることから、市町村により様々な状況となっています。
このため、全国統一の仕組みづくりについては、ご家族の負担軽減や利便性の向上が期待されるものの、多くの課題があることから、今後、県や市町の担当者会議等を通じて意見を聞いてまいります。