1.コロナ対応と県政運営について
(1)財政運営について
イ 今後の財政運営方針について
(ア)行財政構造改革について【部長答弁】
今後の財政運営方針についての2点のお尋ねにお答えします。
まず、行財政構造改革についてです。
県では、昨年4月、改革を一時凍結し、改革に掲げた目標には拘らず、新型コロナの感染拡大の防止と経済活性化等に人的資源・財源を集中投資することとし、総人件費の縮減など、改革の個別の取組については、新型コロナ対策への迅速かつ機動的な対応を最優先に、選択と集中の観点から、行財政改革統括本部において、全庁的な進行管理を適切に実施することとしたところです。
こうした中、感染症の収束が未だ見通せない状況にあり、引き続き、県民の命と健康を守るため、更なる感染拡大を防いでいくこと、そして、暮らしの安定を確保し、地域経済を回復基調に乗せていくことが目下の最重要課題です。
このため、改革の凍結解除については、感染症の収束や新型コロナ対策に係る集中投資の状況等を見極めた上で、その時期を検討してまいります。
一方、来年度の当初予算編成においては、新型コロナへの対応を最優先に、事務事業等について不断の見直しを図ったところであり、今後、執行段階においても、最少の経費で最大の効果を上げるよう、徹底を図ってまいります。